4日間のSplitでのドッグショーが終わって
ルーマニアから来ていた友達8人と一緒に、Splitから車で30分くらいのところにあるOmis(オミシュ)という町に行きました。
ルーマニアの人たちは、オーミッシュと言っていました。
ここもビーチがあって、小さいですがいい雰囲気の街と、たくさんのレストランがありました。
キレイな町の中には、観光客がたくさんいて、一人残らず白人でした。
Splitでさえ、ごく稀にしかアジア人がいないのに、Omisは、完全に白人しかいませんでした。
そこで最初、私のお友達の夫婦と3人でOmisに行ったんですが、残りの6人がSplitのビーチで遊んでたんですね。
その6人の中には、16歳と20歳のプロのハンドラーがいました。
一番上の夫婦が30歳でした。
その30歳の夫婦も・・・
ドッグショーのとき
常にキスしたり、夫のヒザの上に嫁が座って、イチャイチャしていました。
「いつ結婚したの?」と聞いたら、「2年前だと言っていました」
夫のほうは、ルーマニアのブカレストのテレビ局で働いているということでした。
それと、もう一人、28歳のカナダ生まれでルーマニアに引っ越してきたプロのハンドラーがいました。
両親はルーマニア人なんですが、カナダに移住してこの28歳の女性が生まれて、そのあと、またルーマニアに帰って来たので、このハンドラーは、カナダ生まれのルーマニア人だということでしたが、純粋なカナダ人もルーマニア人も、ぜんぜん区別がつきません。カナダを創ったのはイギリス人ですからね。まあフランス人も入植していましたが。まあいいです。そんな面白くもない歴史の話しは。
とにかく私たち3人は、午後3時くらいに会って、午後4時くらいにはOmisに到着していました。
地中海のリゾート地で、日本人どころかアジア人が誰もいません。
ものすごくジロジロ見られます。たぶん珍しい顔をしてるんでしょうね、私が。
そして、ビーチに行ったり、お土産にオリーブを買ったり、街をブラブラ歩いたりして、6人が来るのを待っていました。
・・・・・・・
・・・・・ぜんぜん来ないんですよ・・
・・・・もう夜8時になっています。
4時間ですよ!
4時間待ってるんですよ!
レストランを予約しようと言って、一番人気のレストランを予約しました。そのレストランまで歩いて行って。
それから1時間待って9時です。
夜9時ですよ。
5時間待ってます。
レストランには9時に予約してありましたので9時にテーブルについて、座っていましたが、ぜんぜん来ません。
10時になりました。
もう注文しよう。
と言って、3人で注文して食べていました。
彼らがやってきたのは、夜11時前でした。
レストランは午前0時までです。
私も、みんなで食事するだろうと思って、午前10時くらいに食べてから何も食べていませんでした。
腹減ったを通り越して、何かわからない状態になっていました。
断食修行の状態です。
そして、その6人のうち、5人の女性が全員トイレに行ったとき、テレビ局員の30歳の男性が、小さい声で、しかし激しく私の友人に何か言ってました。しかめっ面で。
何?何言ってんの?と聞いたら・・・
5人の女の子たちが、Splitのビーチでケンカしてた。って言うんですよ!!
OMG(オーマイガー)
あんびりーばぼー
・・・びっくりして!!
ビーチでケンカするなんて、不良中学生じゃん
と思って
私とは次元が違う、違う世界で暮らしている人たちの話しのような気がしていました。
こんなに良い雰囲気の地中海のビーチリゾートで
しかも女性が、見ず知らずのほかのグループとケンカして、その女性たちを7時間も待っていた・・・
ビーチの野良犬か。お前たちは。
はー・・・
犬を飼っている人たちは、犬になっていくんでしょうか・・
犬だったらあり得ますよね。
ビーチで何か気に入らない他の犬がいたらケンカするかもしれません。
人間の場合は
まず気に入らないやつがいる・・・という時点で、ちょっと品格を疑いますよね。
まして、「ガルルルル・・・ガルルルル・・・」「ギャオギャオギャオ!!!」なんてあり得ないです。
しかし白人の女性っぽい話しだな・・・とも思いました。
白人女性は激しいですからね。
・・・・ただ・・
ドッグショー会場では、ハンドラー3人以外は、いつも全員Tシャツで、海にみんなでキャンプに来ました。みたいな服を着ていたんですが、Omisのレストランに来たときは、全員がドレスアップして、女性は全員キレイに化粧をして、男性は麻のシャツのボタンを上から3つくらい外して、意図的に胸を少し見せるようなセクシーな感じで来てたんですよ。
私だけTシャツで・・
クソー・・俺だけみすぼらしい・・・
海外のリゾート地に行くときは、絶対、セクシーなシャツを1枚は持ってきてないとダメだな・・・と思いました。
季節や場所によっては、フォーマルな服が必要かもしれません。
冬のリゾート地で、麻のシャツで胸をはだけて・・・は、有り得ないですからね。
そして料理はかなり美味かったです。
地中海料理ですね。
イカとムール貝とスズキのムニエルと・・・という感じでした。
そして私たち3人は、彼女たちより先に帰りました。
ホテルに着いたら、また午前0時を回っていました。
こういういろんなことが次から次へと起きるんですよね。
まあ、面白いですけどね。何もないよりは。
しかし、日本からもいろんな電話やメールがあるし、なんか地中海は忙しい。
ああ、そーそー
小学生か中学生のとき学校の授業で教わりましたよね。
「地中海性気候」
覚えています!
しかし、どういう気候だったか忘れました。
なぜそんなことを考えたかと言いますと
7月25日にSplitに来て
毎日晴天で雲一つない青空なんですよ。
毎日。
毎日ですよ。
目の前に海があるにもかかわらずです!
毎日、カンカン照りなんです。
世界中どこに行っても、海が近くにある国というのは、すぐ曇り空になって、すぐ雨が降るんですよ。特に夏は。太陽の熱で海水がじゃんじゃん蒸発して積乱雲になります。積乱雲は大量の雨を降らせます。
そうしたら
地中海性気候は、夏、雨が降らずに、冬、雨が降るという、なんとも素晴らしい気候だったんですね。
偏西風か何かの風で、雲が別の場所に飛ばされるのかな・・・と思ったら
高気圧がずっと同じ場所にあって、空気を外に追い出しているんだそうです。
なるほど、そういうことか。
ですから、夏、ずーっと雨が降らずにカンカン照りです。
最高ですよね。
リゾート地にはもってこいの気候です。
地中海は、リゾート地としては最高の場所だな・・・と思いました。
ただ、ずっと高気圧がありますから、湿った空気が入ってこないので、夏、乾燥します。
夏、乾燥するって、日本では考えられないですよね。
ですから植物が育たないので、乾燥に強いオリーブや柑橘系の植物が育てられているんだそうです。
オリーブ畑もたくさんありあますが、野生のオリーブがそこら中に生えています。
オリーブの木がとてもキレイだな・・・と思いながら車窓の景色を見ていました。
そしてホテルでは、自然と、山下達郎の「高気圧ガール」を口ずさんでいました。
2000マイル飛び越えて~♪迎えに来たのさ~♪
https://youtu.be/djbVcdzlvtM
https://youtu.be/iUhjSkg0LVk
https://youtu.be/8j7QFqmWepw
ケンカした女性たち
https://youtu.be/OzC1EM0kw_A